生徒さん自らの申し出がありました。
「発表会をやりたい」
昨年末のことです。
6月に発表の場を設けることとなりました。
最近は目標があるためか、練習の密度が上がっている気がします。
そして、成果も出ているように感じます。

ジャグリングは、練習あるのみであります。身も蓋もない言い方をすれば。
…なのですが、発表会を数ヶ月後に控えていることを考えると、その練習の仕方は、段階によって少し違います。
大雑把に言えば
- 技を覚える段階
- 技ができるようになった後
でしょうか。
前者では、技のポイントを一つ一つ身体で理解して行く必要があります。
後者では、繰り返すことで技を自分の身体の一部にします。
技を覚える、というのはレベルにもよりますが、ジャグリングの初期でも月単位の時間がかかるのはざらです。人前で発表するとするなら、なおさら。
場合によっては、年単位です。
これで十分長い時間を要するように思うのですが、技は覚えて終わりではありません。
覚えた技を洗練させて行く。
理想のジャグリングに近づけて行く。
この作業に終わりはないのですよね。
延々と技を磨き続ける。
途方もない話ではありますが、それが「魅せる」ということなのだと思います。
発表会というきっかけを通して、ジャグリングの深淵を感じつつ、ジャグリングの楽しみが深まりますように。
月に一回、桜木町駅近くで、ジャグリング教室を開講しています。
ご興味ある方がいましたら、お気軽にしんのすけまで連絡ください。