エンターテイメント亀戸!Vol.22 開催

エンターテイメント亀戸!Vol.22 開催

ここ6年ほど、亀戸の十三間通りで日曜日・祝日に開催されている歩行者天国にて、月に一度のペースで大道芸の場所を開かせてもらっています。

その大道芸も、この2月「エンターテイメント亀戸!Vol.22」2/9で、7年目に突入しました。

私は、10代の頃に、ジャグリングに出会い、そして、大道芸に出会いました。

そして、たくさんの大道芸フェスティバルに参加する中で、まちの中で活きる芸能の姿に魅力を感じるようになりました。

自分が住むまちに楽しさを届けたい。
みんなでつくる「大道芸」という時間を、「この場所」に届けたい。

そんなことを思うようになりました。

その一方で、大道芸を行うことは、なんとなくハードルが高いものになっていったようにも感じています。

大きな一つの要因は、「ライセンス制度」が存在感を強くしてきたことがあるように感じています。
ライセンスを持って、一人前の芸人…のような雰囲気や、ライセンスがなければ、芸を磨くのも難しい現状。

東京都のヘブンアーティストが施行される前、都内の繁華街や公園に出れば、資格関係なく大道芸が行われていた印象があります。もちろん、そこは大道芸を行うひとたちの覚悟があった上で、成り立っていた場ではあるのですが。

ライセンスができたことにより、安心して大道芸ができた一方で、大道芸を行う「自由」は大きく制限されたようにも思うのです。

「まちが芸能で楽しい空間となること」

「まちが芸能を自由に受け入れる空間となること」
の二つが両立できたら。

亀戸の歩行者天国を通して、そんなことを実現できたら、と思っています。

まちに暮らす人にも
まちを舞台に活動するひとにも
楽しさを媒介として、開かれた空間が立ち上がること。

歩行者天国でも大道芸をはじめて7年目となるこの日。
道のりはまだまだ長くはありますが、大道芸を見るひとたちの姿を見て、少しこのまちの大道芸も開かれてきたかな、と思いました。

いろんなひとが大道芸を楽しんでくれるようになりました。

素敵な大道芸を届けてくれている大道芸人のみんな、ありがとうございます。
いつもエンターテイメント亀戸!に協力してくださるみなさんも。

亀戸がつながる場所になって、ハッピィな歩行者天国になるように、これからも頑張ります。