「難しい」が「楽しい」に変わるとき〜ジャグリング個人レッスン

「難しい」が「楽しい」に変わるとき〜ジャグリング個人レッスン

個人レッスンでした。

今日は、クラブジャグリングに絞ってのレッスンとなりました。

クラブジャグリング、面白いのですよ!
最近、私は、クラブジャグリングの練習が好きで…難しいけど、すごく面白いのです。

「難しい」って、「楽しい」。

訳もわからないものに取り組んでも、「楽しい」とは思わないかもしれません。
手も足も出ないようなことには、先を想像することができず、モチベーションも湧きにくい。

お手上げ。

けれども、少しでも訳がわかってくると、希望も湧くもの。
希望が湧けば、動ける。

レッスンとは、そんな希望を少しずつ植えてゆく時間なのだと思います。

希望は一つずつ編んで行き、やがて希望で織り上げた一枚の「絵」として、そのひとのジャグリングが完成します。

ジャグリングを織り上げてゆくには、ジャグリングの技たちを個別に考えるのではなく、有機的な繋がりとして捉える必要があります。

投げ方、体の使い方、タイミングの取り方…別の技に見えても、見方を変えると同じものと捉えられることはしばしばあります。

例えば、複雑に見えるミルズメスなんかは、サイトスワップとして「3」だし、投げ方としては、リバースやアンダージアームが混じり合ったものとして理解できます。
それぞれの要素を捉えることで、技として洗練されて行きます。

クラブジャグリングも同様です。

必要なからだの動きや投げ方を捉えることで、一つの技にとどまらない広がりが出てきます。

こういうことをいきなり理解することは難しいかもしれません。
けれど、試行錯誤を繰り返す中で、少し意識すると、文字通り目の前の景色が突然広がる時がきます。

それが実に面白い。

練習を重ねて、この目の前が広がる体験をしてもらいたいな、と思いますし、そのためのヒントをレッスンの中で提供して行きたく思います。

こんな意識のもとでレッスンしていると、私自身が発見に興奮することもあり、レッスンする時間は私にとってもありがたい時間であるなと実感するのです。

本日のレッスンもまた、私にとって学びの時間でした。